王は死んだ

本日の更新は、黒騎士ロイドシリーズのサイドストーリーにひとつです。
副題は『今よりきっと、優しい世界』で、「枢木さん真綿計画」の一環であり、アニメ21話のネタバレを含みます。
なので苦手な方はご覧にならないで下さい。今回は割合と直接的に枢木さんに意地悪です。

もちろんうさぎがロイドさんで、猫が咲世子さんです。この行動は騎士Sの独断であり、ナナリーは気づいているでしょうけれど、ルルーシュはもしかしたら知らないかもしれません。知ったら間違いなく気にするだろうと他三人が思っているので、教えてないのかもしれません。

作中でもそうなのですが（以下スザクに対して厳しいです）、
スザクは、何というか、「何故」と言うだけで、原因や経緯を考えないような気がします。カレンがどうしてテロ活動をしているのかとか、ゼロがブリタニアを崩壊させたがる理由は一体何なのかとか、そういうのを考えないんじゃないかと。考えるという事にさえ到らないんじゃないかと。
そこは彼の言う「命令だから従う」に近いような気もします。言われなければ気づかない、みたいな。
ルルーシュは相手の心理的要因をまず考えて、そこから選ばれた行動を考察する（もしくは逆の順序）ので、その点でも相容れない二人だなぁと思います。
何だろう・・・スザクの世界は、本当に彼だけで構成されているような気がします。楽ではあるのだろうけれど、見ていてあんまり気持ちよくない。久堂としては表面の付き合いだけなら良いけど、深くは付き合いたくないタイプです。自分が一番なのに、他人にも認めてもらいたい愛してもらいたい許してもらいたい、そんな感じに見えます。

何だろう・・・ルルーシュの歪みには惹かれるのですけれど、スザクの歪みには惹かれません。それは多分、ルルーシュが無意識の犠牲的だから、もしくは彼にナナリーという守りたい存在がいるからかもしれません。
とにかくルルーシュが大好きです（結局そこに戻る）