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あした、晴れたら
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コードギアス22話の私的感想、むしろメモ。ばりばりネタバレを含みます。いろいろ毒舌で、ユーフェミアとスザクに対して厳しいので、両者がお好きな方はご覧にならないで下さい。苦情にはお答え出来ませんのでご了承下さい。
他のサイト様では切ない悲鳴がたくさん挙がっているようなのですが、久堂としては全然オッケーな22話でした。性質が悪くてすみません・・・。
本当に勝手な感想なので、少しでも嫌だと思われたならお逃げ下さい。長いですので、お暇なときにでもどうぞ・・・。

最初のスザユフィ。久堂、素で「何だそれ!」と叫んでしまいました。すみません・・・。OPに入らなかったら早送りしてました。
あそこでユーフェミアがスザクに呼び名を改めさせたのは、敬称を嫌がる彼女の気質か、もしくは恋人に対してのものか、それか後に明かされる皇位継承権放棄の示唆か。おそらく三番目かと思います。ってことはスザクはユフィが皇位を捨てたのを知ってるわけで、そんな皇女の騎士をやってて、のし上がって認めてもってブリタニアを中から変えることは出来ないと気づくべきなんじゃないかと。それともそれはすでに二の次で、一番にユーフェミアの理想を支持してるんでしょうか。・・・甘いな。皇女じゃない少女に尽くして、野望家(少なくとも彼の主張からするに)の少年に何のメリットがあるのでしょうか。
おそらくユーフェミアの皇女としての権限は特区成立と共に剥奪され、以後は一市民として特区で生活することを余儀なくされるのでしょうし。そこらへん、スザクは考えたのでしょうか・・・。
それとも一市民になったら騎士の誓いはなくなるのかな。でも「恋人」になった以上、スザクはユーフェミアの傍にいなくちゃいけないわけで・・・・・・あー、そうするとスザユフィは扇さんとヴィレッタさんのようになれるわけですね。むしろその方が良かったんじゃないかと思います。ルルナナを巻き込まなければ。
スザクはユーフェミアという皇女を失っても、自分が「ランスロットのデヴァイザー」という価値があるんだと無意識のうちに思ってるんだと思います。与えられた力が彼を視界を狭めている気もする。シュナ様、一度ランスロットを取り上げてみようぜー。もしくはカレン、ちょっとランスロットを破壊してみて下さいな。

リヴァルとルルーシュの久しぶりのセットが可愛かったです。シャーリーとのことを心配しているリヴァルがいい人。貴族のイレブンへの虐げに口を挟むのは、以前のルルーシュはしなかったことですよね。シャーリーがルルを気になり始めた事故現場しかり、カレンと公園で目撃した屋台しかり。特に後者はギアスがあっても自ら足を踏み出してはいないので、それを考えると今回の行為は、「ルルーシュ」の表面に「ゼロ」が出てきてるんじゃないかなぁと思いました。日常を侵食し始めた裏。これは後半の常時ギアスと共に「ルルーシュ」が消えることを意味してるんじゃ・・・ってこれは考えすぎだと思いたいです。はい。カレンがこの現場を見ていたら、多分ルルーシュへの見方を変えたと思います。カレルルカレフラグが成立できたかもしれないのに・・・残念。

扉の前で顔を作り直すルルーシュも、やっぱり日常パートの終わりなんじゃないかと。無駄に機能的なハンガーは一体何の伏線だ。銃かと思ったじゃないか(笑) というかルルーシュの性格なら制服は自室に置いてるでしょうし、あそこで脱ぐ意味が分かりません。視聴者サービス? だったら嬉しい。表情を見せることなくナナリーと会話するところはとても見事だと思いました。あのシーンは素晴らしい。そして「好きだったよ」にクッションを叩きました。心情的に大好きなシーンです。作ってくれた方ありがとう!

式典でユーフェミアの隣の空いていた席は、きっとゼロのためのものなのでしょうね。でもダールトンの隣って、何だそのどう考えても不利な位置。
ガウェインで登場したゼロをユーフェミアが嬉しそうに迎えるのが可愛かったのですが、むしろ「ゼロがブリタニアの皇子であることは墓まで持っていく」と言ってくれた桐原翁が素敵でした。いや、もちろん茶番になってしまうとかそういう考えから来ていることは確かなのでしょうけれど、ゼロの正体を売って日本を取り戻すという思想がないのにほっとしました。
そしてゼロと二人で話をすると言うユーフェミア。大丈夫だとスザクに言うユーフェミア。スザクはここで「何故大丈夫と言えるのか」を問うべきだと思うのですが・・・そうしたらそうしたで、ユーフェミアは「ゼロが私に危害を加えることはありません」に近い台詞を言いそうです。でもそれは彼女のうぬぼれだと思います。ルルーシュはもう覚悟をしてきたんですよね・・・。でもそれはユーフェミアを引きずり落とす覚悟であって、殺す覚悟ではなかった。甘いなぁと思います。

ルルーシュとの会話におけるユーフェミアの言葉は、あんまり理解することが出来ませんでした。ちなみにルルーシュがどうして和解を受け入れようとしたのか、それもあんまり・・・。「ナナリーのため」とユーフェミアは言っていますけれど、特区がナナリーにとって良い場所とは思えませんし、ユーフェミアが例え一市民になったとしても、彼女がナナリーに近づくことは皇室に近づくこととイコールで、結局危険が増すだけだと思うのです。
それに「大切なものは何も捨てていない」とユーフェミアは言っていますが、彼女の「大切なもの」って何でしょうか。台詞から明確なのは「コーネリアと会えること」、それと「ナナリー」であり、「ルルーシュ」であり、スザクについては言及されてませんでしたね。特区でユーフェミアが得るもの、もしくは無くさないものが「大切なもの」なのでしょうけれど、ということは皇位継承権はユーフェミアにとって「大切ではない」わけで、そこに付随する責任とか皇女としての義務などを彼女は「大切じゃないから捨てた」わけで。
うーん・・・ここにユーフェミアの意思による「捨てる」があるのならいいですけれど、どうもそこまで考えてないんじゃないかなぁと思います。「ナナリーやルルーシュと暮らせる平和な特区」のために「皇女の地位を捨てなくてはならない」のなら、「仕方ありません。私は前者を取ります」に見えます。
でもユーフェミアが前者を取ることが出来るのは「皇女」だからであって、今まで彼女はブリタニア国民の血税の上に君臨してきたのですから、その権力は国民のために使うべきであって、特定の人のために使うべきではないと思うのですよね・・・。「皇女の地位を捨てた後で、ナナリーやルルーシュと暮らせる平和な特区を作る」のなら、それは良いと思うのですけれど。皇女としての義務や責任、国民への還元をする前にその力を使い、そしてそのまま身分を放棄するというのは、国民の尽くし損(しかも特区はブリタニア国民にとって益がない)、あまりに無責任なんじゃないかなぁと思います。あーでも特区は皇女だからこそ出来たわけで・・・・・・ぐるぐるです。すみません。

ルルーシュもどうしてユーフェミアと和解しようと思ったのでしょう。皇女じゃなくなったからユーフェミアを殺す必要がなくなった。そんなわけはないと思います。その考えはさすがに甘すぎる。結局ユーフェミアのしたことが「強者による弱者への施し」であることに変わりはないと思いますし、いくら「ナナリーのため」と言われようと、それが現実にそうならないことはルルーシュも分かっていると思います。
「無茶なやり方ですべてを手に入れる」とルルーシュはユフィを評していましたが、それは結局正規の手段を踏んでいないことであり、イレギュラーだからこそ成功するある種の奇跡なんじゃないかと。ユーフェミアに出来て、ルルーシュに出来ないこと。おそらく本質的な差によるのでしょうけれど、その点をルルーシュはうらやましく思ってるんじゃないかなぁと思います。
この時点で「殺さないで済むなら、それに超したことはない」という考えもあったんじゃないかと。だからこそルルーシュは穴だらけで、自分が追い詰められることを承知で特区を受け入れた。殺したくないという甘さと弱さと優しさが、この時点であったと思います。



そしてバックミュージックと共に修羅への蹴落し。キーック!



ギアスが常時設置になりましたねぇ。でも片目だけ。そのうちマオマオみたいに両目になるんでしょうか。ああ! ルルーシュの美しい紫の瞳が!
C.Cとスザクとか、マリアンヌ様とかは置いておくとして、不本意にギアスをかけられたユーフェミアが「嫌、殺したくない」と最初に葛藤したのはどうしてでしょう。ギアスをかけられたら絶対遵守が基本なのに、彼女は逆らいました。何だろう・・・ルルーシュの命令が例え話だったからでしょうか。それとも常時設置ギアスが発露した直後だったからでしょうか。

ちなみに久堂は、ルルーシュはユーフェミアにギアスのことを話そうとしたとは思ってません。「命令に従わせることが出来る」と教えるだけで、能力の詳細まで語る気はなかったんじゃないかと。それにしてもこれを「ルルのうっかり」と言える製作者サイドが・・・何か、アレです。そして銃を持って走り出すユーフェミア。

・・・・・・すみません。懺悔します。慈愛の微笑みで「死んで頂けないでしょうか?」と言うユフィに感嘆しました。すごい。「自殺してほしいんですけど」と言う彼女や、銃で日本人を撃ったところ、ダールトンをためらいなく撃ったところ。ギアスの効果だとは分かっていても、マシンガンっぽいものを抱えて、ドレスを血に濡らして、ナイトメアに紛れて生身で人を殺す彼女に悲しくなるよりも先に魅力を感じてしまいました。
後にユーフェミアが我に返ったとき、どんなに絶望・・・・・・絶望、するんでしょうかね。ギアスの発動期間はかなり長いようですし、日本人がいる限りユーフェミアの「死んで下さい」は継続されるわけで、彼女が日本人虐殺に対して後悔することはないと思うのですけれど。それだけが救いのような気もします。「どうして殺したのですか!」という叫びに、考えることなく「だって殺さなきゃいけないんです」と答えられる、そこにユーフェミアの意思はないというのが逆に彼女にとっての救いであると思います。
あぁでも「日本人」は特区の中だけに限られるから、イレブンは除かれるのかもしれませんね・・・。そうしたらやっぱり絶望、か?

客席でゼロにすがった女性。「日本人の希望」と言われて、「俺はメシアじゃない」と思うルルーシュ。「奇跡を(作為的に)行ったメシア」を目指していた彼にとって、ここで否定したのはユーフェミアの虐殺を不可抗力で命じてしまったからなんじゃないと。「罪を償い、背負えと言うのか」と言ってますけど、言います。すでにその覚悟はルルーシュにあると思っていたのですけれど・・・・・・うーん。やっぱりまだ甘さがあったからこその、この台詞なのでしょうね。修羅への道、背中を蹴落されて第一歩を踏み出しました。

ダールトンにかけたのは、「虐殺はユーフェミアの意思である」と証言させるギアスじゃないかなぁと思います。そうすればゼロがユフィをそそのかしたという見解は消え、ユフィは地に落ち、ゼロは崇められる。でもガウェイン搭乗前のルルがそこまで割り切っていたとは微妙に思えない・・・。

そして吃驚シュナ様。この人も驚くことがあるんだと普通に思いました。これは何に対する驚きでしょう。あのユーフェミアが殺戮を命じたことに対する驚きなら普通の人っぽいので、ユーフェミアの殺戮がエリア11におけるテロ活動を正当化させてしまうことへの驚きなんじゃないかと思います。つまり自分の読み(計画)とは違う方向へ走った現実への驚き。
このイレギュラーを起こしたのはルルーシュのギアスであって、つまりルルにとってのイレギュラーがユフィなら、シュナ様にとってのイレギュラーはギアスになるのかと。まぁ誰にとってもイレギュラーですが。でも先を敷くことを本質とするシュナ様にとって、ギアスは天敵だと思います。

そして皇帝。素晴らしい。この人はもうゼロルルのことを含めて全部知ってるようですね。ラスボスだと思うのですけれど、それに相応しい方だと思います。・・・・・・友達になりたいとか言ったら、久堂の性格が疑われますよね・・・。

神楽耶が「家柄だけのおなご」と言われてましたけれど、それはつまり「お人形の皇女」ユーフェミアに近いということでしょうか。でも彼女がユフィと違うところは「敗退国の皇女」であり、周囲に諌めてくれる人間がいるところだと思います。いや、皇女とかは分からないのですけれど、ポジション的に。危惧したいのは神楽耶が無鉄砲にテレビの前などで発言しないかです。

後、コーネリア様。久堂としては、あれはユーフェミアを止める、もしくは殺すための出陣に見えました。確かにエリア11を平定するのは総督副総督の責務でしょうけれど、でもユーフェミアがしたのは「民間人の虐殺」であり、その行動がブリタニアに不利益しかもたらさないことはコーネリア様も分かっているんじゃないかと。そして妹の変貌が何から来たのか。それを確かめるために戦場に向かい、最悪は妹を手にかけなくてはならないことも考えていると思います。

式典会場でユーフェミアの言葉に従って虐殺しているブリタニア軍人の皆さんは、コーネリア様が来たら総督である彼女に従うでしょうし、そうすると虐殺は一旦止まる。ユーフェミアが「何故」と詰問される→「日本人は殺さなきゃいけないんです」と答える→「だから何故」と問われる→でもユーフェミアが返せる答えは「日本人は殺さなきゃいけないんです」だけ→彼女を変貌させたのは直前に会っていたゼロではないか→この虐殺を命じたのはゼロが特区を邪魔だと思ったから→ゼロが本当の虐殺者。
こうなってはルルーシュが言う通り「ユーフェミアを最大限利用」出来なくなるので、やっぱりダールトンさんにかけたギアスは「虐殺はユーフェミアの指示だと主張」だと思うのですけれど・・・どうなんでしょうねぇ。それを考えると、やっぱり廊下で会った時点でルルーシュはそこまで割り切っていたと考える方が自然かもしれません。

そしてスザク。ユーフェミアを探すためにアヴァロンまで戻ってランスロットに乗ったんですか? というか、あれ、アヴァロンですよね? じゃあシュナ様は一体どこに。それともランスロットはただ降ってきて、それにスザクが乗り込んだんでしょうか。まぁそこらへんはどうでも良さそうなのでスルーするとして。自分が騎士候だと名乗って虐殺を止めるように言ってましたが、そんな権限がスザクにあるんですか・・・。騎士候ってだけならナイトメアフレームのパイロットはみんな一緒ですよね。ユーフェミアの騎士を主張するにしても彼女はすでに廃嫡された身。なので名乗るなら「少佐」と言うべきだったと思うのですけど、言ってましたっけ・・・? 一回しか見てないのでうろ覚えです。

そしてガウェインに乗ったルルーシュ。20話をスルーしているのでC.Cのパイロットスーツ姿、初めて見ました。ゼロと対っぽくて可愛い。常時ギアスに「こんなに早く」と驚いてましたけど、その後が衝撃的すぎました。



ルルーシュが、ついに泣きましたね・・・。



いつ泣くか、いつ泣くか、気になっていたのですけれど、こんなに風に泣くのかと実際に見ると苦しかったです。目を開けたまま泣くんですね・・・。ユーフェミアを堕としたギアスの左目で、奥底から込み上げるように、目を逸らさずに泣くんですね。スザクは逆にきつく目を閉じて泣くイメージです。ここらへんにもまた違いが。「ユーフェミアを見つけ出して、殺せ」というところとか・・・。背中を蹴り落とされて踏み入れた修羅の道ですが、そこに自らの意思で立つことを決めた瞬間だと思います。

このルルーシュによるユーフェミア殺害は、スザクの父親殺害(アニメ基準)に通じるところがあるんじゃないかと。ギアスを命じた時点で、ルルーシュはユーフェミアを殺したに等しいと認識すると思いますし、それは予期しなかった事態から起きてしまったもので、そして訪れるのはスザクの言う「間違った世界」で。この世界にどうやって立つかが、スザクとルルーシュの決定的な違いにもなると思います。スザクは「間違った方法で手に入れた結果に、価値は無い」と言っていますけれど、ルルーシュは「間違った方法で手に入れた結果だからこそ、価値を持たせなければならない」と自らに科しそう。それがユーフェミアを殺すことにも繋がり、「最大限利用する」という言葉を彼に言わせたんじゃないかと。

あー・・・何か、もう、本当にこう、苦しいです。でも最近はだいぶ胃にも優しくなってきました。久堂はルルーシュがとても好きなのですけれど、彼の感情に同調するのではなく、行動が気になるのかもしれません。どんな生き方を見せてくれるのかとても気になります。孤独になっても見守り続けたい。そんな「好き」です。



えーと、あとは何かあったかな・・・・・・。あぁ、スザクはユーフェミアを見つけ出してどうするんでしょうね。「こんなこと止めて下さい!」と言うのは当然として、でもギアスにかかっているユーフェミアは止めないでしょうし、むしろスザクを「日本人」だと認識するかもしれません。それは「特区内のみイレブンは日本人と名乗れる」だったり、スザクが「名誉ブリタニア人」であることがどう働くのかにも拠るでしょうけれども、そうなったらすごい。

日本人は虐殺ユーフェミア VS 生きろスザクの勃発ですね・・・!?

ギアスの命令がどこまでどう効くのかにもよりますが、ユーフェミアは躊躇いなくスザクを攻撃するでしょうし、人外スザクはその銃弾をことごとく避けるでしょうし、ここで彼が生命の危機を感じたのなら「生きろ」ギアスが発動し、彼にユーフェミアを攻撃させるのかと。うわ、白主従の直接対決。ちょっと見てみたいです。

スザクは虐殺命令を下したユーフェミアに対し、今後も仕えることが出来るのでしょうか。おそらくギアスが継続される限りユーフェミアは「日本人は虐殺しなければ」と言うでしょうし、それはどう考えてもスザクの思想とは異なりますよね。そうすると彼はどうするのかを考えてみると、「ユーフェミア様をこんなにしたゼロを憎む」という行動しか思いつきません。うーん・・・スザクならギアスという確たる証拠はなくても「ゼロが怪しい」くらいでゼロを憎むでしょうし、「ユーフェミア様を解放しろ!」とゼロに言いそうです。スザクの側からしたら、その行動は正しくもあると、思います。ゼロが望んでいなかったことだとしても、ユーフェミアの虐殺はゼロたちテロリストを有利にしましたし。今回の虐殺はユーフェミアに非はないと思われます。あっても例え話の選択を間違ったルルーシュと同じくらいで。
だけどユーフェミアの評価が「血染めのユフィ」になってしまったことは確かで、スザクがそんな彼女に変わらず仕えることが出来るのか。虐殺の部分だけゼロに押し付けて、他は変わらないから良しとするのでしょうか。「日本人は殺して下さい」と言い続ける彼女の傍にスザクがいることが出来るのか・・・。
そこらへんの矛盾とか気持ちのぐるぐるとかを、スザクは全部ゼロに押し付ける気がします。そしてゼロはそれを受け入れると思います。ユーフェミアに関する責任はすべて負いそう。絶望も憎悪も困惑も希望も全部全部背負う覚悟を、ルルーシュは決めてしまったんじゃないかと。シャーリーのときは忘れさせることにしましたが、今回はそれも出来ませんしね。修羅への道を覚悟したと思います。



22話で、ルルーシュはスザクとの決別を覚悟したと思います。日常生活でもスザクから離れるんじゃないかと。左目が常時設置ギアスになってしまった以上に、スザクからユーフェミアを奪ったこと、ユーフェミアを壊したことなどから、己に平凡な幸せは許されないと考えそうです。

何だろう・・・ルルーシュ好きとしてはやっぱり悲しくなるべきところだと思うのですが、むしろほっとしてしまっています。いずれ直面しなくてはならなかっただろう修羅への選択を、戻ることが許されない決定的な現実でもって選んだことで、ルルーシュは悲しく苦しく辛く孤独になっても、迷いだけはなくなると思うのです。それが多分、嬉しい。

ただ、これでスザクとルルーシュの和解はなくなったと思います。あぁでもスザクがギアス所持者になるのなら、その可能性もほんの少しだけ残されるかも。異端同士、手を取り合うことは出来なくても理解は出来るかもしれませんし。ただゼロがニーナに殺されるだろう確率はぐんと上がりましたね。ゼロがユーフェミアを殺す前提の話で申し訳ありません・・・。



なんか、めちゃくちゃ長い感想になってしまいました・・・。最後までお付き合い下さった方、どうもありがとうございます。22話派生ものを書けたらなぁと思いますけれど、どうなることやら。ただ眼帯ルルーシュは非常に美味しいと思います。黒主従は眼帯セットになってしまえ・・・!
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